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食前・食間・食後に薬を飲む理由

Data:2026-02-05 15:15:25

医療用治療薬の服用時間について詳しく考えた事のある人は少ないのではないでしょうか。しかしながらその服用時間を守るのと守らないのとでは大きく効果が変わってしまう場合が多いのです。

まず一般的な服用時間には、起床時・食前・食直前・食直後・食後・食間(空腹時)・寝る前と分けられます。医療用治療薬の多くは食後服用となっておりますが、この様に細かく分かれている理由を「食前」について解説してみます。

「食前」とは食事の前の30分以内に服用する事を言います。その代表的な薬剤として、メトクロプラミドやドンペリドンが挙げられます。作用の仕方は全く異なりますが、両方とも胃腸の動きを調節して、吐き気などを抑える効果があります。食事をすると気持ち悪くなってしまう方や吐き気をもよおしてしまう方に処方される薬ですが、食後に服用してしまっては食事の刺激に対する胃腸の動きを調節するまでに時間がかかってしまいます。食事の時には薬の効果で胃腸の動きが調節できるよう、あらかじめ食事の前に服用しておく必要があるのです。

医療というものは状況とタイミングが様々に設定されています。適切な服用が安全で効果的な治療に繋がるのです。

食間に薬を飲む理由

医療に薬はつきものですが、お薬が出されたときには飲み方のルールについても注意があります。とくに漢方が出された場合、「漢方は食前食間が基本」と聞いていた人は、食後と支持されて戸惑ってしまうこともあります。本来漢方は煎じて飲むものですが、医療で使われる場合にはエキスを顆粒や錠剤にしているものです。吸収の関係で、食後の指示を出されることが多いようです。

医療の発達と共に薬も発達し、身体に取り込まれる過程なども加味して形状にも工夫が成されています。それに伴い、飲み方のルール付けがあるのです。ルールには主に食前・食後・食間の3つです。効果を最大限に引き出すために一番いい状態の飲み方がその薬のルールとなります。

また食べた物と混じって影響することもあるので、副作用が出ないために一番良い方法でもあります。食間は食後2時間程度で飲むものです。胃や腸などの働きを整えるための制酸剤などの薬は、食間を指示されます。

食後に薬を飲む理由

薬の大半は食後に服用をするということになっています。医療機関でもどのタイミングで服用をするのかという指示を出してくれるということがあるので、その指示にしっかり従わなければいけません。しかしなぜ食後が多いのでしょうか。

そこには医療の点からみたメリットがあるのです。食後であれば、消化がスムーズに行われます。胃に何もない状態で服用をしてしまうと、薬が効きすぎてしまい、副作用が現れてしまうことがあるのです。程よく効果を発揮させるためには、食べ物が胃の中に入っていたほうが良いということがあるのです。医療従事者からもそのような説明がある場合もあります。

空腹時に服用をしてしまうと、胃を刺激してしまうことになり、胃痛が起こってしまう可能性もあるのです。体の過剰反応を抑えるためには、できるだけ食後のほうが良いですし、副作用も起きにくく、食事の消化とともに薬が消化をされ、効果を発揮するということに繋がっていくのです。