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近年の看護師需要

Data:2014-03-25 21:22:59

医療現場において、看護師の需要は未だ高く、不況による就職難も影響してか看護職を志望する人が増えているようです。看護職志望の学生が増えたことによって、学生を多く入学させたい大学や専門学校が、新たに看護学部・学科を設けるということが増え続けています。

看護志望が増える背景には、最初に書いたとおり「就職難への不安」があるため、志望者の全てが看護系の進路を強く希望しているとはいえないかもしれません。看護師はもともと離職率が高いのが問題となっており、看護職によほどこだわりを持っている人でなければ続かずに辞めてしまう場合が少なくないため、さらなる離職率の増加に繋がる可能性も考えられます。

また、新設された看護学部全てで、適正な教育の質を保てるかも懸念されます。2004年度からは、教員の実績や教育課程への規制が緩和されたこともあり、既に教育能力の不十分な教員が増えはじめているそうです。看護職は責任の伴う仕事なので、看護学部の新設には慎重な審査を望みます。

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